はじめに
momoと申します。
関西在住、小学生と中学生の3人の子どもたち、夫と暮らす30代主婦です。
今回は、私が保育士試験合格後に、パート保育士として初めて勤務した園の仕事内容についてお伝えします。
私が勤務した園は、大学内のある小規模保育園でした。
大学の職員のお子さんを預かる園で、0~2歳までの子どもが多く、人数は15名ほどでした。
この記事では、園での一日の流れを追いながら、仕事の内容をお伝えしていきます♪
小規模保育園の一日
私が勤務した小規模保育園の一日の過ごし方は、このような感じでした。
TIME | 保育内容 |
---|---|
8:00 | 順次登園 |
9:00 | ①朝の会 ②朝のおやつ |
10:00 | ③晴れたら外へ散歩、雨の場合室内遊び |
11:00 | ④乳児クラスより順番に昼食 |
12:00 | ⑤お昼寝 |
15:00 | ⑥おやつ |
16:00 | 室内遊び |
17:00 | 順次降園 |
19:00〜20:00 | 延長保育時間 |
今回は、スケジュール表の①~⑥までをご紹介します。
①朝の会
朝は、登園後に朝の会があります。
この時間は、保育士が名前をひとりずつ呼び、出席確認をしたり、絵本を一冊か二冊読んだりします。
前に出て、園児に呼びかけたり絵本を読んだりするのは正社員の担当の先生で、私は子どもたちのそばに座って見守ります。
立ち歩いてしまったりする子がいたり、子どもたち同士にトラブルが起きそうになるとさっと動いてサポートしたりする役割でした。
朝の会の前は全員トイレの時間になっていて、トイレへ2、3人ずつ連れて行きます。
おむつを交換したり、ズボンの着脱や手洗いを補助したりします。
②朝のおやつ
朝のおやつは、市販のビスケットやおせんべいなどの軽いおやつが出ることが多かったです。
手で持って食べることができる子どもは、横で見守ります。
食べにくそうにしている子は、小さく割ったり、持たせてあげたり、口に運んだり、などサポートします。
少量で軽いおやつなので、さくっと食べ終わります。
③晴れたら外へ散歩、雨の場合室内遊び
晴れていたら、特別な行事などが無い限り、外へ散歩に行きます。
これは施設の環境によってかなり違いがあるところだと思います。
園によって、保育室の目の前に園庭があるところもあれば、敷地がせまく園庭がないところもあると思います。
私が働いていたのは大学内保育所だったので、大学内の棟の一室が保育室になっていました。
そのため園庭はなく、外へ行くときは子どもたちをお散歩カートに乗せてエレベーターで2階から1階に降り、大学内のキャンパスを散歩していました。
公園や園庭にあるような子供が遊ぶ遊具が何もなかったので、基本的に大学内を散歩するしかなく、少し手持無沙汰に感じることもありました。
一方で、園庭があり遊具で遊ばせる園では、遊んでいる間は本当に目が離せません。
私は、この時間が一番神経を使いました。
2歳くらいまでの子どもは、遊具を登るのがまだまだ不安定ですし、ちょっとしたことでバランスを崩したり、他の子どもとぶつかったり等が起こりやすいです。
常に手が出せてサポートできるよう見守る必要があり、複数の子どもがいる場合は特に緊張感がありました。
外遊びの環境は、園によってかなり違ってきます。
事前に施設を見に行って、どのような遊び方をしているか確認してみることをおすすめします!
雨の場合は、外に行けないので室内遊びになります。
外遊びより遊具等でのけがのリスク等は減りますが、室内遊びの場合、運動量が減るので子どもたちが発散できないことが多いです。
その結果、子どもたち同士のトラブルが増えやすく、その対応をしなければならない場面もよくあります。
どちらにしろ、見守りは神経を使いますね。
④昼食
お昼は、子どもたちが食べる様子を見守り、補助します。
まだ上手にスプーンやフォークを使って食べられない子どもも多いので、スプーンに乗せてあげたり口に運んで補助します。
のどにつまらないように、適正量が口にあるか常に見守る必要があり、こちらも目が離せません。
また、一歳児くらいだと特にだんだん飽きて遊び食べを始めたり、好き嫌いで食べようとしないことも多いです。
午前中にたっぷり外遊びをした子どもたちは疲れていて、食べながら眠たくなってしまう子もいます。
こちらも、なんとか声掛けしながら食べてもらうのは結構大変で・・
大変な子どもが多いときはなかなかの気力と対応が必要です。
うまく気持ちをコントロールできるように声掛けをしながら、食べさせるのは、慣れるまで少し大変・・
だんだん信頼関係ができてくると、スムーズに運びやすくなります!
⑤昼寝
お昼寝タイムにくると、みな保育士はほっとしていることと思います。
寝かしつけると、その時間を休憩時間にしている園も多く、職員もお昼をとったり休憩したりします。
なかなか寝られない子は背中をトントンしたり、どうしても横になって寝られない子は抱っこしたりします。
この時間に連絡帳を書く園も多く、正社員の先生が書く場合が多いですが、パート保育士でも書く園もあります。
お昼寝の間に書こうとしても、誰かがぐずり始めたりすると書くのがストップしてしまいますし、なかなか思い通り進まないことも多かったです。
休憩の取り方も、園によって曖昧なところと、きっちり取れるところと分かれています。
お昼寝の時間の休憩の取り方は、園によってさまざまです。
どういった違いがあるのかについては、また別記事でまとめたいと思います!
⑥おやつ
お昼寝後は、おやつタイムです。
昼寝で体力も回復し、すっきり元気になった子どもたち。
大好きなおやつを食べられるとあって、機嫌も良く、穏やかに見守れることが多いです。
この時間のおやつは、朝のおやつと違って園手作りのおやつがよく出ます。
給食と違って、おやつはあっという間に食べ終わり、ご機嫌でそれぞれの好きな遊びへと向かう印象でした。
小規模保育園で働いてみて
小規模保育園に共通して言えることは、子どもの人数が少なく、一人一人としっかり関われることだと思います。
一学年に何クラスもあるような大きな園では、決まったクラスではなく色んなクラスを回らなくてはならないこともあります。
その場合、接する先生も子どもたちもその日によって違ったりするので、私はなかなか慣れず結構しんどい思いをしました。
小規模保育園は、そういったことがなく、すぐに子どもたちのことも覚えられますし、信頼関係も築きやすいと思います。
毎回、同じ子どもたちと過ごせるのは、安心感があります。
小規模保育園のいいところですね♪
最初に勤務した園は、タイムスケジュールが割ときっちり決められていたので、慌ただしくトイレへ連れて行ったり、朝の会が終わるとすぐにおやつの準備、それが終わると散歩に行く準備と、せわしない感じでした。
常に子どもたちをせかしているようなところがあり、なんでこんなに急がせるんだろう・・と当時私はよく思いました。
でも、それは私がパートの立場だったからかもしれません。
担任の先生からすると、スケジュール通りに進めなきゃという責任感から、せわしなくなってしまうところはあるのかな、とも思います。
しかし、小規模保育園といってもさまざまで、タイムスケジュールは一応あるものの、もう少しゆったり過ごしている園もありました。
そのあたりも、園見学に行ってしっかり見て自分に合いそうな園を見ることをおすすめします。
やはり、園見学は大事ですね。
今回は、私が保育士試験合格後にパート保育士として勤務した、小規模保育園での仕事内容をお伝えしました。
次回は、大規模なこども園で勤務した時の様子や、園による仕事の違いについてもお伝えできればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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